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USの作曲家、Jack Ashfordが1978年に手掛けた映画
『The Name of The Game Is... Blackjack』のサントラ盤LP。
マイナー映画のサントラ故、オリジナル盤はプレス数が極少で、
海外でも500ドルオーバーで取引されている超レア盤。
そしてこちらの再発盤も2000年にリリース後、
世界中で瞬く間にソールドアウトとなり、
一時期は150〜200ドルまで高騰していましたが、
この度レーベル倉庫に残っていた在庫をデッドストックで入荷しました!
そのレア度と相まって、Jack Ashfordが作曲した収録曲の
クオリティーの高さも一様に高いです。
女性シンガー、Loretta Hollowayを起用した楽曲などもありますが、
本作の注目はA-3に収録され、著名DJのミックスCD等にも
収録されているジャズ・ファンク「Fremont Street」。
軽快に走るインスト・ファン
クで、冒頭からグッと掴むピアノリフが終始楽曲をリードする名曲。
また脇を固め、アクセントとなるギターのカッティングも良い味を出し、
アレンジ次第では単調になりがちな雰囲気をドラマチックな
ピアノプレイがひとランク上へと押し上げています。
他にもメインテーマとなるA-1「Blackjack」では
映画のオープニングらしいシリアスな雰囲気から、
一気にグルーヴィーに展開する演奏、ソウルフルなボー
カルが一体となって畳み掛けます。
また小気味良いディスコ調の演奏に、美しいコーラスと
エフェクティブな男性ボーカルが絡むB-4「I’m Back Home」、
ミディアム〜スロウテンポのファンクビートで
レアグルーヴ・ファンには堪らないであろう「Las Vegas Strut」辺りも秀逸です。